水回りリフォームで失敗しないためのチェックリスト

「せっかくリフォームしたのに、使い勝手が悪くて後悔した」という声は少なくありません。水回りリフォームで失敗する多くのケースは、事前の確認不足や準備不足が原因です。

この記事では水回りリフォーム前に押さえておくべきポイントを、場所ごとにわかりやすく解説します。

水回りリフォームの事前準備

A・B・Cの選択肢、スケッチブックに書かれたイメージ

水回りリフォームを成功させるには、業者に相談する前に準備を整えておくことが大切です。現在の不満点を整理し、どこを優先するかを整理してから相談することで、理想に近い仕上がりが実現しやすくなります。

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優先順位の決定と実寸を測っておく

まず、リフォーム業社に相談する前に「今最も困っていること」を下記のように書き出して優先順位をつけてみましょう。

1.トイレのトラブルが多くなってきた

2.浴室のカビが取れなくなった

3.キッチンの収納が足りない

今困っていることを業者に具体的に伝えることで、リフォーム業者も改善点を提案しやすくなります。

さらに、リフォームしたい場所の長さや高さを測っておくのがおすすめです。リフォームでは、現在と同じサイズを選ぶのが一般的です。

サイズを業者に伝えることで、打ち合わせが各段に進みやすくなり、製品選びもスムーズになります。

エースくん:「○万円以内に抑えたい」って予算を伝えてくれると見積もりが出しやすくなるよ

まとめて依頼するとコストを抑えやすい

賢くコストを抑えるには、複数のリフォームをまとめて依頼するようするのがおすすめです。

職人の出張費・手間賃は、一回の工事ごとに発生します。バラバラに依頼するより、同時進行でまとめて施工することで割安になるケースがあります。

特に浴室と洗面室は、セットでリフォームすると満足度が大きい組み合わせです。ただし、まとめることで予算が膨らむケースもあるため、信頼できる業者に相談したうえで判断するようにしましょう。

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エースくん:住む場所によって湿気や暑さ、寒さ対策が変わるから、地域の気候に合わせたリフォームができる業者に相談してみるのがおすすめだよ!

【キッチン】リフォーム前のチェックリスト

白とグレーで統一されたL字型キッチン

キッチンは、家の中でも作業する場面が多い場所です。リフォーム前の確認を怠ると、新しくなったのに使いにくいという事態になりかねません。まずは2つのポイントから整理していきましょう。

レイアウトと動線を最初に確認する

キッチンリフォームで最初に確認することは、レイアウトと動線です。キッチンを使いやすくするには、毎日の作業の流れを考え、効率よく動ける配置を意識することが大切です。

さらに、通路幅も重要な確認ポイント。1人で利用するなら90cm程度、2人で使うことを考えるなら120cm程度の幅を確保するようにしましょう。

カウンターの高さの目安は「身長÷2+5cm」で、身長160cmの方なら85cmが基準になります。肩や腰への負担を考慮し、リフォーム前に必ず確認するようにしましょう。

エースくんの画像

エースくん:対面キッチンに憧れてリフォームしたら、部屋が狭くなってしまった…なんてこともあるよ!キッチンのサイズや長さ、レイアウトはしっかり確認してね!

設備機能と素材のメンテナンス性を確認する

キッチンの機能や素材のお手入れのしやすさも事前に確認しておきましょう。

耐油・耐水性が高く、お手入れが楽な製品を選ぶと、毎日快適にキッチンを使えます。さらに松山市などの沿岸部は塩害、湿気に強い製品を選ぶと安心です。

また、キッチンはさまざまな家電を使うので、コンセントの位置と数も重要。

食器洗い乾燥機を後付けしたい場合は、あらかじめ配線や給排水の配管を考慮した設計にしておくと、将来の追加工事がスムーズになります。

【浴室】リフォーム前のチェックリスト

気持ちよさそうにお風呂に浸かる女性

浴室リフォームは、サイズや素材選びの失敗を後から気づいても簡単にやり直せません。事前の確認を必ずしておきましょう。

浴槽のサイズと浴室の広さを測ると◎

浴室リフォームで最初に確認することは、現在の浴室のサイズです。まずは浴室の内側から幅・奥行き・高さを測っておきましょう。正確なサイズを伝えることで、どんな浴槽へリフォームできるかを的確にアドバイスしてもらうことができます。

「足を伸ばしてお風呂に入りたい」という希望がある場合、身長によって必要な浴槽サイズが変わります。今ある浴槽のサイズと浴室の広さを確認し、希望に合った浴槽へのリフォームが可能かどうかを業者に聞いてみましょう。

エースくんの画像

エースくん:ショールームにも足を運んでみて!実際に浴槽に入ってみると希望にマッチするかが分かるよ!

素材はカビ・汚れへの強さで選ぶ

素材選びで重要なのは、カビや汚れへの強さです。

特に愛媛県は比較的温暖な気候柄、湿気が多い地域です。湿気や結露によるカビ防止のため、浴室の防カビ塗装断熱施工も視野に入れておくと良いでしょう。

各メーカーでは、お手入れのしやすさや快適さにこだわった製品が多く販売されています。

たとえば、LIXILの「キレイサーモフロア」は溝の奥まで掃除しやすく皮脂汚れを水で流せる設計です。TOTOの「おそうじラクラクほっカラリ床」は冬でも冷たくなりにくい素材を採用しています。

エースくんの画像

エースくん:浴室リフォームの時は、ヒートショック対策も忘れずに!浴室の素材は、高断熱のものを選ぶのもおすすめだよ!特に高齢者や基礎疾患を持っている人は注意しよう! 

【トイレ】リフォーム前のチェックリスト

木目調のトイレ

トイレは住宅の中でも使用頻度が高く、重要視したい場所です。便器のサイズや排水の仕組み、機能の選び方を事前に確認しておくと、失敗が少なくなります。

便器のサイズと手洗い器の配置を確認する

トイレのリフォームで最初に確認することは、現在の便器のサイズと排水芯です。

排水芯とは、便器と排水管の接続位置のことです。戸建ての場合は、便器と床の接地面あたりにある丸いキャップから壁までの距離を計測することで排水芯の位置がわかります。

排水芯の場所がわからない場合は、便器の型番や大きさを測って相談してみましょう。

さらに、手洗い器の配置も重要な検討ポイントです。リフォームで手洗い器を入り口手前に設置したことで、身体への負担が軽減した事例もあります。トイレの広さとの兼ね合いを確認しながら、手洗い器の有無や位置を事前に検討しておきましょう 。

エースくんの画像

エースくん:独立した手洗い器のメリットは、トイレ周りに水がはねにくく、ハンドソープなども設置できることだよ!

ウォシュレット・節水などの機能は優先順位をつける

現在のトイレメーカー各社は多くの機能を搭載した便器を販売しており、機能が増えるほど価格も上がります。

ウォシュレット・自動開閉・脱臭・省エネ機能など、どこまでの機能が必要かを家族で話し合っておくと、グレード選びで迷わずに済みます。多機能の便器は操作が複雑になるため、高齢の方と同居している場合は使いやすさも考慮に入れましょう。

また、節水効果も重要なポイントです。大洗浄1回あたりの水の使用量は、約30年前は8リットルでした。対して近年は、TOTOの節水型便器で4.8リットル(製品によっては3.8リットル)まで節水できます。

節水トイレを選ぶことで、年間を通じた水道代の削減が期待できます。古い便器をお使いの方は、節水機能を優先的に検討するのがおすすめです。

参考:Q4 トイレでどれくらい水を使うの? | サステナビリティ | 会社情報

業者選びチェックリスト

メモに書かれたポイントという文字

どんなに入念に計画を立てても、いい業者を選ばなければ理想のリフォームは実現できません。水回りリフォームは専門的な工事が多いため、業者選びが仕上がりの品質を大きく左右します。

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見積もりを比較する

業者選びの基本は、複数社から見積もりを取って比較することです。1社だけでは適正価格か判断はつきづらいので、最低でも3社に見積もりを依頼しましょう。

見積もりを取るときは「製品のメーカーと品番」「工事の範囲」「工期」を同じ条件で依頼することで比較しやすくなります。

安すぎる見積もりは、工事の質や保証に問題がある可能性があります。一方で高すぎる場合は、不要な工事が含まれていることも考えられます。

見積もり書の内訳が細かく記載されているかどうかも、業者の誠実さを判断するポイントです。

丁寧に説明してくれる業者を選ぶ

水回りリフォームは専門的な判断が必要な場面が多く、業者の説明の丁寧さが大きな安心感につながります。

「なぜその工事が必要なのか」

「他の選択肢はないのか」

「使用する素材の特徴は何か」

といった、工事の内容の質問に対してきちんと答えてくれる業者を選びましょう。過去の施工事例、そして完成後の保証期間や定期点検の内容も重要です。

また、工事後の不具合にすぐに対応してくれるかなど、アフターサービスも業者の信頼性を図る目安になります。

契約を急かす業者は避ける

「今日中に決めないと価格が上がる」「このキャンペーンは今週末まで」など、契約を急かしてくる業者には注意が必要です。

信頼できる業者は、納得するまで時間をかけて相談に付き合ってくれます。契約を急かす業者は、たとえ価格が安くても契約しない方が安全です。

また、口頭だけの約束は避け、工事内容・金額・工期・保証の条件はすべて書面(契約書や仕様書)で確認しましょう。サインする前に内容をよく読み、不明な点は遠慮なく質問することが大切です。

エースくんの画像

エースくん:水回りの耐用年数は大体10~20年程度。長く使うためにも業者選びはとっても大事!信頼できる業者さんを見つけてね。 

まとめ

キッチン・浴室・トイレの水回りリフォームで失敗しないためには、事前の準備と確認が何より大切です。まとめると、以下のようになります。

  • 優先順位を整理し、各場所の実寸を測っておく
  • キッチンでは動線を意識したレイアウトと素材のメンテナンス性を確認する
  • 浴室ではサイズの確認とカビや汚れへの強さを基準に素材を選ぶ
  • トイレでは排水芯の位置と機能の優先順位を事前に整理しておく
  • 業者選びでは複数社から見積もりを比較、丁寧な説明と書面での確認を必ず行う

まずは今最も気になる場所の不満点をリストアップしてみましょう。水回りリフォームの第一歩を踏み出してみてください。

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